KIWAYA LUNA Series ブランド紹介
淡い月光を思わせる、妖艶な響き。
1950年代のハワイアンブームの中で一番人気のあった日本製ウクレレ「Luna」を、1993年に弊社が引き継ぎ、復刻。デザインや仕様等の改良を重ね、現在は伝統的なルックスとサウンドをイメージした「モダンヴィンテージ」なウクレレへと進化を遂げました。
Luna Seriesブランドの歴史
昭和のハワイアンブーム(1950年代)の中で一番人気であった日本製ウクレレ、それが「Luna」でした。当時、KAMAKAやマーティンウクレレは非常に高価で手にするなど夢であった時代に、高品質な日本製ウクレレとしてそのニーズに応えていたLuna。シェイプはマーティンウクレレを意識していました。
Lunaウクレレは東京のカマノ楽器が販売。当時主流のメディアであったラジオで番組を持つほどの売れ行きを誇っていました。しかし、ウクレレ氷河期時代が訪れ、カマノ楽器も倒産の憂き目を見ます。
Famousウクレレが少しずつ認められてきた時代に、「ぜひあの昭和の憧れ“Luna”を復刻販売してほしい」とカマノ楽器の社長だった鎌野福太郎氏から依頼を受け、1993年に弊社が復刻。再び生産されるようになりました。
Lunaは当初、Famousと同じ三ツ葉楽器での生産でしたが、2004年にティーズギターへ生産が移管。
マーティンウクレレの背景にあった北米の音楽文化(ジャズやボードビリアン)に焦点をあて、古き良き時代のサウンドを訴求するリニューアルが行われました。
このように、Lunaウクレレは「カマノ期」「三ツ葉期」「ティーズ期」に分かれています。それぞれの作り方や音色は異なりますが、「よく鳴る」「ヴィンテージ感」という軸を継承しながら、現代の要素も取り入れ、進化したのが今のLUNA Seriesです。
2025年には、対外的にブランド認知を高めるためにも「KIWAYA」の冠をつけ、「Luna Series」としてリブランディングしました。
「Luna」はラテン語で「月」を意味します。ハワイアン全盛の頃、「ラハイナ・ルナ」という曲がヒットしたことから、「月」をイメージされる方が多いようですが、本当の由来は、「よく鳴るウクレレを作りたくて「鳴る」を逆読みにした」と鎌野氏が語っています。
1950年代にウクレレの一大ブームが巻き起こります。大学ではハワイアンバンドが多く結成され人気を博し、そのままプロへ進んでいく方もいました。銀座ではウクレレがファッションとして流行する程でした。
外観はもちろん、現代の技術で、あたかも経年変化を経たような乾いた鳴り、軽さ、深さを実現しているのがLunaの最大の特徴です。
Luna Seriesの特徴
演奏ジャンルや演奏性が多様化している現代では「クリアな音色・大きな音量感」がウクレレのサウンドイメージになってきています。だからこそ古き良き時代のサウンド(経年劣化と共に木が育ち、ボディから響くような乾いた音色)にこだわっています。
様々な改良を繰り返す中で、マット塗装とマホガニー材単板の仕様に絞ることで、音切れが良く芯のあるサウンドになりました。
深みのある甘いサスティーンも特徴と言えます。
スリムなボディやネックで重量を追求した結果、他ブランドに比べて軽さを感じるウクレレに仕上がっています。ただ軽いだけではなく、「抱えやすいバランス」にもこだわっています。 その上で、弦高を低めに設定することで、弾きやすさも実現しました。
豊富な経験と熟練の技術を持った少数精鋭の職人によってつくられています。 軽さ、重量バランス、深い音色は、内部構造を含め、細部まで丁寧に設計されているからこそ実現できています。 また、材の持つ個性を見極め、個体差を極力少なくしているのも高い技術力の結果です。
商品概要
Luna Seriesは「マホガニー材単板」「マット塗装」に絞って製造しているのが特徴です。材のランクや細かな仕様の違いで2つの種類が展開されています。
| 材 | 特徴 |
|---|---|
| フィジーマホガニー |
種類の多いマホガニー材の中でも上質な材と言われており、より柔らかく芯がある響きが感じられます。 フレット数やUPTの搭載など、より高い演奏性を追求しています。 |
| アフリカンマホガニー | フィジーマホガニーと比べてコストパフォーマンスに優れた単板モデルで、深みのある音色をお楽しみいただけます。 |