メンテナンス・リペア

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グレードアップ、リペアについてはKIWAYAにお気軽にご相談ください

お客様自身でできるメンテナンス
  • ● 弦交換
  • ● クリーニング
  • ● 環境から守る
グレードアップ(格上げ)のご案内
  • ● ペグ交換
  • ● ナット・サドル交換
  • ● ピックアップ取り付け
リペア(修理)のご案内
  • ● 症状別リペア・メンテナンスのご相談
  • ● 各種費用概算

お客様ご自身でできるメンテナンス

弦交換やクリーニングなど、あなたがご自身でできるメンテナンスについて、Q&A形式で分かりやすくご説明します。

弦交換

なぜ、弦を交換する必要があるのでしょうか?
弦はある程度の期間使用していると、(1)固まってしまい音色が伸びない(音色が悪くなる)、(2)弦に傷がついて音程が悪くなる、(3)フレット傷ができたり、手の汗や汚れにより消耗するというような現象が起きてきます。
弦を変えると音色も良くなりますし、豊富な種類の中から自分の好みの音色やテンション感を試すのも楽しいです。
弦の交換の時期は?
弾く頻度によりますが、6ヶ月〜1年ほどが目安。1弦の裏側(1〜7フレット)を指でなぞり、傷がついているようなら交換時期です。
弦選びの注意点は?
弦のゲージ(太さ)やテンション(張りの強さ)、素材によって、音色や演奏性もずいぶん変わります。ナットの刻みやサドルの高さの調整が必要になったり、音程も若干変わります。弦の微妙なゲージにより、弦高や音量の変化、ビレなどが出る場合もありますから注意しましょう。
<Low-G弦について>ソプラノウクレレにLow-Gを使用の場合は、テンション感が重要ですので、Famous Low-G弦がお勧めです。ナット、サドルを変更する必要が無いことが特長です。

弦の商品一覧へ

弦の交換方法は?
1. 弦に丸止めを作り、ブリッジ溝に食い込ませペグ穴に弦を通して、数回弦を引っ張ります。
(力を加えることで弦の安定を促進します)

<Point 1:1弦・4弦の丸止め>
ゲージの細いものですと、1回の丸止めだけでは、チューニングの際に溝を通り抜け、ブリッジをチップ(欠け)させてしまうことがあります。細めの弦は、2回の丸止めで、溝にしっかり食い込ませ、力を加えても抜けないかどうかを確認しましょう。
(またはビーズ類で弦を止める方法もあります)

1弦・4弦の丸止め

<Point 2:ペグ心棒に巻きつけ1>
巻がダマにならないよう下に向かってきれいに巻いていきます。
ペグ穴よりも下部に弦を巻き、一番下から弦がナットに向かうようにセットする。これによりナットにテンションがかかり音程をキープします。余った弦(ペグ側、ブリッジ)はストリングカッターなどでまっすぐにカットしましょう。
※鋭利なカット面の弦は、手指の怪我の要因になるので注意ください。
※細い弦は4〜5回巻いた方が弦の抜け落ち防止になります。

ペグ心棒に巻きつけ1

<Point 3:ペグ心棒に巻きつけ2>
ペグの回す方向(1,2弦・3,4弦)は、相対になるので注意しましょう。
一度使用した弦は「巻癖」がついているので、別のウクレレには適切に交換できない場合があります。

ペグ心棒に巻きつけ2

<Point :チューニング>
張り替えたばかりの弦は伸びやすいので、毎日マメにチューニングを。演奏会等が近い場合は終了後に張り替えをお勧めします。
(チューニングが安定するには、2週間程度かかります)

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チューニング商品

クリーニング

何をしたらよいですか?
汚れが気になるようでしたら、柔らかいクロス(ノンシリコン)で、ウクレレ全体を拭いてあげましょう。弦交換の際には、サウンドホール下、ペグの周りなど、通常おろそかにしているところを特に念入りに拭きましょう。
ボディ、ネックなどには、洗浄効果のあるポリッシュ(ギター用)などを。指板には、溜まった汚れを落としたり冬場の乾燥の保湿にオレンジオイルやレモンオイルなどが最適です。
最近は、汚れを落とし、塗装をコーティングするという優れものも出ています。是非お試しを!

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KIWAYAクロス

環境から守る

ウクレレの保管にNGな場所はありますか?
基本的に人間と同じで快適な環境下であれば、ケースに保管しなくとも大丈夫! でも、多湿や極度の乾燥などには要注意です。夏場の車の中や、冬場の暖房機器の真下などは、ブリッジ剥がれやフレットバリ、ネック反りの原因になります。忘れがちなのは飛行機の中。通常はウクレレの弦を緩める必要がありませんが、気圧の変化により弦の張りが強くなり、ブリッジが剥がれる危険もありますので、飛行機に搭乗する際には、弦を緩めましょう!
ウクレレにお勧めの場所は?
リビングや人のたくさん集まるところが最適! ウクレレは飾っても可愛い楽器ですが、みんながすぐ手に取れるところにおいて弾いてあげてくださいね。

モイスレガート/音援団 へ

ウクレレ関連商品

グレードアップ(格上げ)のご案内

ペグやナット・サドルの交換、ピックアップの取り付けなどについて、Q&A形式で分かりやすくご案内します。

ペグ交換

チューニングがしづらいので、ペグを交換したいのですが。
最近はギアペグが主流になってきました。その理由は、ギアが噛んでいるためにペグが緩まない点と、ツマミの回転率に対してチューニングの微調整が可能な点にあるようです。どのペグを選ぶのかにもよりますが、交換が可能なものがほとんどです(中にはできないものもあります)。ぜひご相談ください。

ペグ商品

ペグ商品一覧へ

ナット・サドル交換

ナットやサドルを交換する意味は?
ナット・サドル交換イメージ不都合な点を改善していく段階で、ナットやサドルの交換が必要になる場合があります(ピッチ調整、弦高調整。ピックアップ取り付けなど)。ナット、サドルには音を伝導していく重要な役割があり、樹脂や牛骨、材により音色の特徴も出やすくなるため、交換する意味もあります。普及価格帯は樹脂が多く、単板モデルになると牛骨、古いウクレレですとローズウッド材などが多く見受けられます。
骨→材→樹脂の順に、柔らかな音色で伝導するようです。

ピックアップ取り付け

ピックアップを付けたら生音が変わる?
厳密に言いますと、内部に新たなものが装着されますので、多少響きが変化します。
ピックアップの種類は?
種類はおおまかにわけて「コンタクトタイプ」(貼り付けマイク)と「アンダーサドルタイプ」に分かれます。
【コンタクトタイプ】(貼り付けマイク)
メリット:トップの振動を拾うのでウクレレの「ナチュラル」な響きを出しやすい。
デメリット:ハウリングに弱い/良く音を拾うタイプは過敏に反応してしまうことがあるのでマイクとボディの間に木のピースや厚めの両面テープなどを使ってフィルターの役割をさせる/良い位置を探す作業が必要
※特に伴奏メインの方にお勧め
【アンダーサドルタイプ】(サドル下マイク)
メリット:ハウリングに強い、音の輪郭がハッキリする。
デメリット:音が固め/サドルとブリッジの間に入るので、バランスよく音を出すための調整が難しい(少しのズレや素材の個体差によってはバランスが崩れる)
※特にソロを中心とした単音弾きの方にお勧め
注意点
・エンドブロック(ウクレレボディー内部の底の力木)がないものは取付不可。
・アンダーサドルタイプの場合、サドルの太さやブリッジの溝幅により取付不可なものもある。

ピックアップ商品一覧へ

アンプからの音量の調節について
ピックアップ(以下、P.U.)を通して生まれる電気信号というのはとても微弱なものです。大きな音で演奏するためにはアンプのボリュームを上げる必要がありますが、アンプの音量を上げると、必然とノイズも入りやすくなることになります。ノイズはP.U.自体や、ケーブル・アンプなど様々な原因がありますので、予防するには高品質なケーブルや、P.U.を使用するなどの対策も必要です。
また「アクティブP.U.」(外部電源により電気信号を増幅する)は、アンプに到達する前に「パッシブ」(電源が要らないP.U.)よりも強くなっているので、必然とアンプのボリュームを上げ過ぎなくても、音量を出せるというメリットがあります。これをよりしっかりとパワフルに増幅させるのが「プリアンプ」、音質を整える(簡単にいうと)のが「Direct Injection(以下、D.I.)」になります。

症状別リペア(修理)・メンテナンスのご案内

ウクレレを長い期間使用されている間に、何かお困りのことはございませんか?
様々なウクレレの現象は、複数の要因が重なって起こる場合が多く、
個体も様々ですので、下記の1〜6の症状を参考にしていただき、リペア・メンテナンスをご相談ください。

  1. 1 弾きにくい
    1・2・3・4・5・6・10
  2. 2 ピッチが悪い
    1・2・3・4・5・8
  3. 3 異音がする
    1・2・3・4・5・9・11・13
  4. 4 長い間弾いていない
    1・2・5・6・11・12・13・14
  5. 5 ピックアップを取り付けたい
    4・7
  6. 6 それぞれの費用は?
    1〜14
  • 1.弦交換(弦代金別途)
  • 2.ペグ交換(ペグ代金別途)
  • 3.ナット交換(パーツ代込)
  • 4.サドルの交換(パーツ代込)
  • 5.フレット調整
  • 6.フレットバリ
  • 7.エンドピン取付(エンドピン代金別途)
  • 8ピッチ調整
  • 9.ピックアップ取付(ピックアップ代金別途)
  • 10.ポジションマーク
  • 11.内部の力木剥がれ
  • 12.駒(ブリッジ)剥がれ
  • 13.ボディ割れ
  • 14.ネック剥がれ

メンテナンスイメージ

症状、ブランドよってお見積りが異なりますので、
正式なお見積もりは、お客様のウクレレ本体を
確認させて頂いてからとなります。ご了承くださいませ。
概算費用については、下記のPDFデータよりご確認ください。

リペア・メンテナンス費用概算

弊社にてリペア・メンテナンスをご希望のお客様は、
下記へお電話もしくはメールにてお問い合わせくださいませ。
電話 03-5828-4661
e-mail order@kiwaya.com